こんな時どうする?困った時はこちら!
困った時の対処方法
- 01.枯れた
- 02.生育が遅い
- 03.葉の色が悪い
- 04.クラピアが木質化している
- 05.花が咲かない
- 06.生育が旺盛すぎて困っている。どうしたらいい?
- 07.クラピアの草丈が20cmにもなってしまった。どうして?どうしたらいいですか?
- 08.病気のようだ
- 09.虫に食べられている
- 10.クラピアに草が入ってしまった。どうやれば草だけ退治できますか?
01.枯れた
1.1植えてから広がる途中で枯れた
・原因は水不足が疑われます。植える前に緑色だった苗が白っぽくなり葉がよれていませんか?水不足の症状ですのですぐに水をやって様子を見てください。回復すると思います。もし、葉が茶色になるまで放置してしまった場合、一芽でも緑が残っていればそこから回復可能ですので大事に水やりして回復を待ってください。
・植える前の事前除草で残効性の強い除草剤を使いませんでしたか?半年も除草剤の効果が持続する薬剤もあります。新規に造成した訳でもないのに植える前に草が全く生えていなかった土も、除草剤の効果が土壌に残っていることが疑われます。残効が切れるのを待って植えなおしが必要と思われます。
1.2全面繁茂してから枯れた
・気温が下がりクラピアが休眠期に入った為に冬枯れしたことが原因です。翌春の萌芽をお待ちください。
・枯れる時期ではない晩春~早秋にかけて部分的に枯れ始めた場合は病気を疑ってください。写真を撮って購入した店にお問い合わせください。病気だと判明した場合、初期であれば罹病した部分の茎葉と土を切り取って捨ててください。病気の拡大を防げます。空いた穴には園芸土を入れてください。クラピアが周囲から覆って掘った後が見えなくなります。
02.生育が遅い
2.1植えてから広がるのが遅い
・苗がヒトデ状に広がっていませんか?肥料不足の症状です。マニュアルの施肥量を確認し追肥してください。追肥はクラピアの上から行い、クラピアの葉に肥料が乗っていないようにしてください。追肥すると、休眠期以外であれば再び広がり出します。
・原因は水のやりすぎが疑われます。植えてから毎日水やりしていませんか?砂質土壌でない限り、水やりは土が乾いたなと思う時点でやれば良く、毎日水やりしてアオコや苔が出るまで水やりをすると、水はけの良い土壌を好むクラピアにはストレスになります。クラピアの葉色が紫色がかる事があります。水やりをやめてください。
・地面がいつもジメジメしていませんか?土壌の水はけが悪い為にクラピアがストレスを受けて生育が遅くなっていると考えられます。クラピアの葉が紫色が刈っていませんか。土壌団粒化剤を使う、エアレーションして砂を入れる、など水はけを良くする対策をすれば回復する可能性があります。
・気温が下がってきていませんか?クラピアは冬の休眠期前に活動が遅くなります。翌春、再び広がりだすのを待ってください。
・日照不足が疑われます。草丈が高く、葉が大きくなっていませんか?日照はありますか?最低3時間の日照(直達光)が必要です。
2.2春の萌芽が遅い
・例年より寒い冬ではありませんでしたか?寒さだけでなく、雨や雪が少なく乾燥した冬だった場合も翌春の萌芽が遅くなる傾向があります。
・例年より春の気温の上り方が遅くありませんか?クラピアは日平均気温が15度前後になると萌芽が始まります。
03.葉の色が悪い
3.1 荷受け時点で葉が黄色がかっている
・箱の中で苗が黄色くなるのは、夏季の輸送で出荷から到着まで中一日かかるエリアの場合や、不在配達・再配達により受け取り日が遅くなった場合などにまれにおこる現象です。光が当たらない箱の中でも夏季にクラピアは生長する為におこる現象で、植えてあげれば10日前後で緑に回復しますので心配ありません。
3.2 広がってから葉の色が薄くなったり、白っぽくなって萎れた状態になる
・夏場に砂質土で雨が全く降らない場合にまれに起こることがあります。水をやれば回復します。
3.3 葉の色が黒っぽくなってきた。
・クラピアK7は他の品種と異なり、もともと葉の色が濃い緑色です。休眠期初期に葉色が変わりだす時期に、黒っぽく見えることがあります。
04.クラピアが木質化している
・一度もクラピアを刈ったことが無いと、茎の分岐が進みずらく、1本の茎が長くなり、その結果、茎が木質化することがあります。
・雨が当たらないような場所にクラピアを植え、ドリップ潅水で水やりしていませんか?雨が当たらず、土が乾燥している為、ドリップチューブで水がもらえる所だけが生育します。茎の分枝が進まず、木質化します。
05.花が咲かない
・日照不足が原因と思われます。日当たりの良くない場所ではクラピアは花を咲かせません。
・K7は5月ごろ花が咲き始め、8月後半から花が少なくなり始めます。
・肥料をやり過ぎて過繁茂状態になっていませんか?クラピアは窒素系肥料が多いと栄養繁殖に傾き、花が咲かなくなります。
06.生育が旺盛すぎて困っている。どうしたらいい?
・もともと肥沃な土地なのだと思います。被覆後の施肥は行わないでください。伸びたら刈るを繰り返していますと、肥料分を消耗し、生育が落ち着いてきます。
07.クラピアの草丈が20cmにもなってしまった。どうして?どうしたらいいですか?
・梅雨時期、秋雨の時期、春から秋の温暖な季節に雨が連日降り続いていると、日照が不足し、クラピアの草丈が20cm程度まで高くなることがあります。肥沃な黒土、肥料が多い土地で起こりやすくなります。粗放管理で刈込をしない場合に起こることがあります。葉が健全な状態であれば、単純に日照不足による症状です。雨が多く蒸れやすくなっていますので、地上から3~5cmくらいの高さで刈ってください。クラピアは1カ月ほどで再び被覆します。目安として関東の9月中旬までを最後の刈込のタイミングとしてください。それより遅く刈ると、休眠までに全面被覆しない場合があります。
08.病気のようだ
8.1 休眠期でもないのに茎葉が枯れる。
・枯れる時期ではない晩春~早秋にかけて部分的に枯れ始めた場合は病気を疑ってください。写真を撮って購入した店にお問い合わせください。病気だと判明した場合、初期であれば罹病した部分の茎葉と土を切り取って捨ててください。病気の拡大を防げます。空いた穴には園芸土を入れてください。クラピアが周囲から覆って掘った後が見えなくなります。
8.2 葉の上に白い粉が吹いたようになっている
・うどん粉病と思われます。乾燥した秋口にまれに発生することがあります。弊社にお問い合わせください。
09.虫に食べられている
9.1 芋虫
・芋虫が食べることがあります。芋虫用の殺虫剤を使ってください。
9.2 コガネムシ
・コガネムシが卵を産み、幼虫がクラピアの根を食べ、結果として葉が枯れてくる事例が寄せられました。コガネムシがクラピア寄ってきているのを見かけたら疑ってください。早期に殺虫剤で対処してください。
10.クラピアに草が入ってしまった。どうやれば草だけ退治できますか?
・先ず草を極力入れなくするには、防草シート併用が最も効果があります。
・入ってしまった場合は、早期に抜き取るのが効果的です。草むしりではどうにも間に合わない状態の場合は、弊社にご相談下さい。
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