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クラピアの植え方

施工方法

クラピアは芝生に比べ管理が非常に簡単な植物です。クラピアが全面に覆うまでの間、雑草をこまめに除去することで綺麗なグリーンカーペットの様な庭が完成し、毎年、緑を楽しむことができます。
グリーンカーペットの快適なお庭を楽しんで下さい。

1.植栽前準備

①場所の選定

クラピアは日光を好むので日当たりの良い場所に植えて下さい。

②除草作業

雑草が発生している場合は植える前に除草をして下さい。
(除草剤を使用する場合は、残効性を確認してから植えて下さい)。

③土壌の準備

植える場所の石などを取り除き地面を平らにして下さい。
*芝生からクラピアへ植え替えを希望する方は、芝の枯らし方や撤去方法をホームセンター様や造園業者様へご相談下さい。

2.植栽位置の決定

平地への植え付けは、直植え、クラピア用防草シート使用の場合共に「4苗/㎡」植えて下さい。法面の場合は「6苗/㎡」植えて下さい。苗が余ったら日当たりの悪いなど条件が良くない部分に植え増しして下さい。

■平地の場合

■法面の場合

3.防草シートを併用する場合

*防草シートはクラピアを植える前に施工して下さい。(直植えの場合は「植え付け」から作業を行って下さい。)

①除草作業

雑草が発生している場合は植える前に除草をして下さい。
(除草剤を使用する場合は、残効性を確認してから植えて下さい)。

②土壌の準備

植える場所の石などを取り除き地面を平らにして下さい。
*芝生からクラピアへ植え替えを希望する方は、芝の枯らし方や撤去方法をホームセンター様や造園業者様へご相談下さい。

③仮止め

シートを被覆させたい長さにカットしてピンで仮止めして下さい。(両端1m間隔)(シートとシートの重なりは10cm程度にしてください。)

④本留め

下図のようにピンは50cm間隔で本留めして下さい。

⑤位置の決定

■平地の場合

■法面の場合

シートを張り終え、植える位置を決めシートをカッター等でカットして下さい。植える位置は下図を参考にして下さい。

⑥シートをカット

カットの大きさは8~10㎝程度の十字にカットして下さい。4枚のヒダが出来ますが、はさみ等でカットして下さい。
(図のようにカット)

4.植え付け(防草シートあり・なし共通)

①元肥(植える前に入れる肥料のこと)

植穴はポットの深さ(約7cm)より深く掘ってください。崩れやすい土の場合は掘った後に土が崩れることを想定し深さ15cmくらいまで掘ってください、崩れない土の場合は、深さ10cm程度まで掘ってください。掘った穴の底に推奨肥料の有機一発肥料(草花類用)を入れてください。肥料を投入したら土と軽く混ぜ、根と肥料が直接触れないようにしてください。クラピアは耐塩生が強く肥料による根焼けがしにくいですが、根のストレスを減らす為にそうしてください。植穴に肥料を投入するのは、周辺の草に肥料を与えない為です。
肥料の量は痩せた土の場合で18g(ペットボトルのフタ3杯)、通常の土で12g(ペットボトルのフタ2杯)、もと畑などの肥沃な土の場合は6g(ペットボトルのフタ1杯)が施用目安です。

②植え付け

図のように、苗が土から浮いて飛び出していないようにやや深めに植えて下さい。苗と土との間に空隙があると苗が乾燥して枯死しやすくなります。苗の周りの土を寄せて土とよく密着させてください。

③水やり

植えてから直ぐの水やりは非常に重要です。
苗を植えた日の水やりの量は、苗当り500ccを目安としてください。
根が少ない植えたばかりのクラピア苗は、ポット内及びその周辺の土の水分だけを頼りに根を伸ばすことになります。
クラピアは根が下方向に伸びる特性があるため、ポットの下及びポット周辺の低い所の土中水分が非常に重要です。
1㎡に4苗を植える場合、1㎡に対して2リットルの水を満遍なくやれば良いということではありません。苗の植えていない地面に水をやっても効果はありません。
地面の表面だけ濡れたように見えても2リットル/㎡程度の水では地中深く浸透していません。500ccの水はあくまで苗めがけて散布し、苗を含む直径15cm位の円内にその全てを浸透させる必要があります。
一度に500ccを散布すると土に吸収しきれず周辺に流れ出てしまう為、2~3回に分けて散布し周辺に流れ出ないようにしてください。こうすることで苗の初期発根に必要なポット周りの土中水分が十分確保され、植え付け後日に頻繁に水やりを行わなくとも、週に2回程度の水やりを2週間程度続けるだけでクラピアの根は伸びてきます。
この水やり条件が適用できるのは、適度に保水性のある土壌の場合で真夏(7月上旬~9月上旬)を除く温暖な季節の施工(4月~6月、9月中旬~11月)に限定されます。真夏に植え付けを行う場合は、強い日照により植物からの蒸散量が多くなり、土と苗の乾燥が早くなる為、この方法だけでは水不足となる可能性が高く、追加的水やりが必要となります。

水やりの注意点

植え付け翌日からの水やりは、頻繁に行わず、週に2回程度の水やりを2週間程度続けるだけでクラピアの根は伸びていきます。
梅雨時期や、雨が降った場合は土が乾いてきたときに水を与えて頂ければ十分成長します。
水の与え過ぎは苗にストレスとなり、根腐れを起こす場合がありますのでご注意下さい。

④アフターケア

クラピアが横に伸び始めたらシート下に入らない様に随時サポートして下さい。

クラピアについての疑問・質問はこちらから
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